キャンバスをフロートフレームに設置する方法

キャンバスや写真パネル作品の展示をグッと豪華にさせることができるフロートフレーム。
しかしながら、あまり馴染みのない額装方法のため、どのようにキャンバスやパネルをフレームに設置すればよいのか不明瞭な部分も多いと思われます。

本まとめでは、キャンバスをフレームへ設置する方法を紹介していきます。簡易的な方法から、しっかりと留める方法まで様々あります。

キャンバスをフロートフレームに設置する方法

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長めのねじでしっかり留める

長めのネジと電動ドリルを使って留める方法です。
これが一番オーソドックスな方法ではないでしょうか。下イメージ図の如く、長めのネジがフレームを貫通し、木枠を留めます。

(イメージ図)
floatframe

動画の中では、ねじ・電動ドリル・4辺の隙間にしきり板を使用し留める作業の例示がされています。
ねじ留めはフレームとキャンバスをひっくり返して作業するのではなく、置かれた机から少しずらして下から留めるなど工夫されています。

 

木工用ボンドでお手軽に留める

木工用ボンドを使って、簡易的に留める方法です。
下の動画では、キャンバス木枠より重量の軽いスチレンボードのようなパネルでの例示になりますが、キャンバス木枠でも重量が軽いケースであれば、同じ方法が適用できるのではないかと思います。

フレームの受け部分に木工ボンドを数滴ずつ置いていき、最後にパネルを乗せて、フレームとパネルの隙間の大きさを調整するという方法になります。
またパネルを変更したい場合も、カッターでボンド留めを行った部分を簡単に剥がしている様子も見てとれます。なんといってもお手軽に作業を行えるのがこの方法の良い所でしょう。

 

キャンバスオフセットで留める

当店でも取り扱っている『キャンバスオフセット』を使用し、短めのねじと留める方法です。
やはりここでも活躍しているのが電動ドリル。フレームミングの作業をする方にとっては必須アイテムでしょう。

フロートフレームの下受け部分の厚みを理解した上で、必要なサイズのキャンバスオフセットを選択する必要があります。


 

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