Lighroomの基礎 Part 4-1. 『Hard Disk内画像データ』 第6/7回

全7回 Lightroomの基礎レッスン Part 4-1. 『Hard Disk内画像データ
Hard Disk内画像データ整理とバックアップについて解説していきます。

— 目次 —
Lightroomの基礎
Part 0. オリエンテーション
Part 1. Lightroomの特徴
Part 2. カタログについて
Part 3. 読み込みと書き出し
Part 4. データの整理とバックアップ
Part 4-1. Hard Disk内画像データ  <-- 今ここ
Part 4-2. Lightroomカタログデータ

レッスン動画の全文書き出し

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前回、Part4にて、データ整理とバックアップの大枠に関して話をしました。
その中で、データ整理とバックアップの対象となるのは、2つ、HardDisk内画像データとLightroomカタログという話をしました。

今回Part4-1.ということで、Hard Disk内画像データの整理とバックアップについて掘り下げてみていきます。
このHard Disk内の画像の整理とバックアップはLightroomは関与してくれませんので、ユーザー自身で行っていくことになります。

人それぞれ自分にあった管理の方法があるかと思うのですが、今回は私が行っている方法を参考までに紹介したいと思います。
こういうやり方でやれ!というのではなくて、あくまでも参考の一例として捉えて頂ければと思います。

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それでは、Hard Disk内の画像の整理から説明していきます。

これから表示していくのは、Hard Disk内のディレクトリになります。
まず、Cドライブのピクチャフォルダ。私の整理のコンセプトとしては、このピクチャフォルダー内で完結できるようにするというものです。

というのは、Lightroomをインストールした際にLightroomフォルダーが自動生成されます
それもピクチャフォルダー内になります。そういう訳でこのピクチャフォルダーで全て写真関係をまとめておく方が都合が良いということです。このピクチャフォルダー内で、まず撮影履歴というフォルダーを作りまして、とりあえず全ての撮影した画像をこの中で管理するようにします。この撮影履歴フォルダーの中は、まず、年数フォルダーを作りまして、それから、その下に撮影日・場所フォルダーを作って、その中に条件にあった画像データを入れていきます。

日時でフォルダーをしている訳ですが、便利の点としては、画像の振り分けに迷いが発生しないことです
例えば、フォルダーに分け方が、家族写真、ポートレートなどという写真の内容にてフォルダー分けを行おうとした場合、画像によっては、これは家族写真フォルダーに入れたらいいのか、ポートレートフォルダーに入れたらいいのか、振り分けに迷いが発生し、時間がかかります。
そういった振り分けの迷いや時間ロスが今回の紹介した方法で発生しません。

また、バックアップの方法も非常にシンプルに行えます。

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では次にバックアップについて見ていきたいと思います。

Hard Disk内画像のバックアップの方法ですが、これは先ほどのディレクトリーイメージの中の撮影履歴フォルダー丸ごとをコピーして、外部ディスク、クラウドストレージにそのままペーストするようにします。

これを定期的に、撮影ペースにもよりますが、例えば、3か月や半年に1回ぐらい、の行いまして、Hard Disk内の画像データのバックアップを行います。
ということで、ここまで今回、Hard Disk内画像データの整理とバックアップをみてきました。

Lightroomを使ってはいれど、こういったHard Disk内の画像の整理とバックアップはユーザー自身で行っていかなくてはなりません。

次回は、Lightroomのカタログデーターの整理とバックアップに関して見ていきます。

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